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イ乞イ老族  (コーラオ族)

人 口
44万人超
言 語:
コーラオ語。稿、阿欧、哈給、多羅の四つの方言に分かれている。漢語、ミャオ族語、イ族語、プイ族語も通じる。
文 字:
漢字
信 仰:
多神信奉、祖先崇拝。
主な生活地域: 主に貴州省の北西、南西、北部に分散して住んでおり、少数の人たちが広西チワン族自治区と雲南省に住んでいる。  
民族発展歴史:
 
コーラオ族の人びとと中国古代の「僚」人(発音は老と同じである)は密接な関係があった。約2000年の前に、古代の僚人は貴州省に定住して農業にたずさわり、その後絶えず移住を繰り返してその他の地区に定住するようになった。明の頃から、多くの史籍に「懍石(コーラオ)、古代は僚と称する」という記載が見られるようになった。コーラオ族の人びとは主に農業に従事し、トウモロコシの栽培を主とし、イネ、麦、イモなども栽培していた。清の頃に、コーラオ族の人びとの間に専門のかじ屋が現れ、すきを鋳造し、鳥撃ち銃をつくり、人々に「かじ屋の懍石」と称されていた。コーラオ族の人びとは長期にわたって漢族の人びとと一緒に暮らしてきたため、生活の習わしなどの面ですでに現地の漢族と似ているが、今なお一部の自民族特有の文化行事、祭日の祝典、飲食の習慣を保っている。コーラオ族は人数が少なくて分散して暮らしているため、それぞれの間に大きな違いがあり、言語さえ大きな違いがあり、往々にして同じの県に住む一族の人たちの間でも言葉が通じない。新中国成立以前、コーラオ族の人びとは貧しい生活をしていた。新中国成立以後、コーラオ族の人びとは民族平等の権利を享受し、生産水準が絶えず向上し、生活水準も向上し続けている。



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