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布朗族  (ブーラン族)

人 口
8万人超
言 語:
ブーラン語。ブーラン、アルワ族の方言がある。漢語、タイ族の言語、ワ族の言葉も通じる。
文 字:
漢字
信 仰:
小乗仏教
主な生活地域: 雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州のもう海、景洪、臨滄地区の双江、永徳、雲県、耿馬、思茅地区の瀾滄、墨江。
民族発展歴史:
 
ブーラン族は長い歴史をもつ民族であり、中国古代の濮、蒲、朴の子孫だといわれている。唐代においては「朴子蛮」、元、明、清代においては「蒲蛮」と称された。一部の人たちは自分たちのことを「ブーラン」と呼び、一部の人たちは自分たちのことを「阿瓦」、「伊瓦」、「翁拱」と呼び、漢族とタイ族の人々はブーラン族の人たちを「濮満」、「蒲満」と呼んだ。新中国成立後、この民族の願いによって、ブーラン族と称されるようになった。新中国成立以前にブーラン山で生活していたブーラン族の人びとはある程度の原始共同体の残存を保っていた。平覇地区で生活していたブーラン族の人たちは経済、文化の発展レベルの高い漢族、タイ族の影響を受けたため、封建的な地主経済の発展段階に入った。ブーラン族の人びとが生活している地区は気候が温暖で、物産に恵まれている。ブーラン族の人たちは主に農業に従事し、茶の栽培が得意で、著名なプーアル茶を栽培している。ブーラン山のブーラン族の人たちは母子連名制を実行し、子供は生後3日間に名前をつけ、母の名前が子供の名前の後につながるようになっている。


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