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阿昌族  (アチャン族)

人 口 約3万人
言 語: アチャン語。アチャン語は漢・チベット語系、チベット・ミャンマー語派、ミャンマー語分支に属し、梁河、隴川、?西など3つの地区の方言がある。漢語とタイ族語に通じる。
文 字: 漢字とタイ族の文字を使用する習慣がある。
信 仰: アチャン族の人々は、普遍的に小乗仏教を信仰している。
主な生活地域:雲南省徳宏のタイ族・ジンプォ族自治州の隴川県、梁河県に分布し、少数は盈江県、シ路西県、瑞麗県と保山地区の龍陵県、騰沖県。
民族発展歴史:
 漢語の史書の中で、アチャンは、「峨昌」、「莪昌」、「俄昌」と呼ばれたことがある。その先住民は早い時期から雲南省北西部の金沙江、瀾滄江、怒江流域一帯で生活していた。西暦13世紀に、何度もの移住を通じて、次第に現在住んでいる地域に定住するようになった。アチャン族の人々は防衛のため辺境地帯に駐屯していた兵士たちから水田を耕作し、鉄器を作る技術を学び、農業と手工業との分業を推し進め、商品経済が初歩的な発展をとげた。唐代と宋代の頃に、アチャン族居住地区は南詔と大理の管轄下に置かれた。明代と清代の頃には、アチャン族は族長制度を実行するようになった。新中国建国以前、アチャン族地区は封建的な領主経済のもとに置かれ、地主経済も一定の発展をとげた。その頃の領主の多くはタイ族の族長で、地主はほとんどが漢民族であった。
山地に住むアチャン族は山歌、民歌などの”対唱”は(掛け合い歌)は生活かなの重要部分である。長老をはじめとする村民は村に伝わる神話や伝承などを伝統的の舞踊にしたがって歌い、踊る。
 毎年旧暦の正月四日に伝統的祝祭が盛大に行われる。

 

 

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